暑いですね~~~
テレビではワイドショーもニュースも暑さについて報じているのを目にする機会が非常に多くなっており
「命にかかわる暑さ」
などと報じているのも見たりします。
恥ずかしながら今から10年ほど前に熱中症になり、命を落としかけた(本人はそんな自覚はなかったが医師に「死ぬ寸前やったですよ」と言われた)自分自身の経験と
その後、第一種安全衛生管理者の資格取得する際の勉強で得た知識をもとに熱中症対策を以下に述べます。
【熱中症は突然やってくる!】
暑い中、体を動かしていると当然全身が汗まみれになりますが、自分自身で『汗が異常に出ているな』と感じたら要注意です。
『あともうちょっと頑張ろう』などと決して思わないこと。
自分では大丈夫と思っていても、胸元が苦しくなり始め、その直後に手足の先がしびれ始め、そのしびれが時間の経過とともに付け根の方に広がっていき、あっという間に手足を動かせなくなります。
そうなったら非常に危険です。
(ちなみにそこから更に症状が進行すると全身が硬直し、痙攣(けいれん)が始まります)
なので「早めに諦めること」と「作業を中断する勇気」が必要です。
【有効な回復方法】
では、作業を中断した時にどうするべきか?
1.エアコンの風を首周辺を中心に直接浴びて体温を下げる。(体温調整をつかさどる中枢神経が首の後付近にあるので有効です)
2.水分補給だけではなく塩分も必ず補給すること
必ず塩分補給することが最重要です!
水分だけを補給すると体内の塩分濃度が低下し、ますます症状が悪化します。
塩飴などもありますが、一番いいのは食塩をひとつまみ口の中に入れることです。10~15分もすれば症状が緩和され、正常な状態に戻ります。
くれぐれも無理は禁物です。
無理して熱中症に陥ったら、回復までに何日もかかるケースもありますし、命を落としてしまったら最悪です。
「諦める」潔さと
「中断する」勇気を!